工業用ゴムの種類
工業用ゴムと言われるものには、種類がいくつかあります。
ゴムといえば、私たちが日常生活の中で使用しているものと素材や形状などは基本的には変わりません。
工業用ゴムの代表的なものと言えばゴムパッキンがありますが、それ以外にもトランスファーやプレスで成形して用途に応じた形状に加工された工業用ゴムもあります。
トランスファーと言われるタイプの工業用ゴムは、金の型にゴムの素材を注入し、成形加硫を行い作られていたり、射出成形タイプと言われるゴムは、ゴムの形状を変えられる温度にした型の中にゴムを注入することで成形させるタイプのものもあります。
このようにゴムは、自由自在に好きな形状にすることができることはもちろん、成形したゴムは使い勝手が良く、様々な用途に使用されているので、工業用ゴムは無くてはならないものとなっているのです。
特にゴムパッキンや、ゴム栓などは、使用するものにマッチさせ、気密性の高いものを作ることができるため、工業用ゴムとしてはダクトに使用したり、油圧シールや空圧シールなどにも含まれているなど、用途はとても幅広くあり、多くの種類が日々作られています。
業種によって素材や形状、大きさなどにマッチした工業用ゴムはこれからもなくなることなく発展していくことでしょう。