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嫌気性処理と好気性処理の違いとは?

  • 2020.02.20

嫌気好気ろ床法とは、下水処理の工程のなかで、前段にあるのが「嫌気性ろ床」です。
後段には「好気性ろ床」が設置された処理方式のことをいいます。

現在、多く用いられている好気性処理よりも、発生する汚泥の量が少なく、
省エネルギーで維持管理がしやすいところで注目を集めています。
小規模向けに改良、開発されたものになっています。

嫌気性ろ床では、有機物の大半をメタンガスと硫化水素に分解していきます。
いっぽう、好気性ろ床では、炭酸ガスと水に分解しながら、残っている有機物を除去していきます。

分解の役割を担うのは、嫌気性の微生物です。
この微生物は、酸素がない状態でも生育と増殖が可能で、
したがって、嫌気性ろ床は酸素の少ない状態を保ちながら、
微生物による汚濁物質の分解をおこなうことができます。

食品工場の排水や、し尿などのような高濃度の有機性排水の処理に向いています。
使用する電力も少なく済み、処理工程において発生するメタンガスや水素は
燃料として使用することもできます。
バイオエネルギーの視点からも注目が集まっています。

嫌気好気ろ床法による下水処理に関するご質問・ご相談はこちらよりどうぞ。


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